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【こんなはずじゃなかった結婚】 創刊号
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皆さま、はじめまして!
「あんず」と申します。
「結婚はしたもののこんなはずじゃなかったー!」って方、どれくらいいるんでしょうか?
見るからにして絵に描いたような幸せそうな家族が、実はとんでもない問題を抱えてたり・・・なんてことも今の世の中めずらしくないのでは? 何を隠そう、私もそんなひとりなんです。まぁ“絵に描いたような”は余分ですが・・・。
ふたりの子育ても手のかかる時期を過ぎたので、「これからは自分の時間をつくって好きな語学を勉強するぞー!お金も貯めるぞ!そして家族で海外旅行だー!」と夢をふくらませておりました。自分なりに生活設計もたてておりました。が、人生思うようにはいかないものです。
商売の経験などまったく無い私が、商売人の家で育ってきた主人に「母親のブティックが危ない・・・なんとかがんばって立てなおしてくれ!」と泣きつかれたのです。 さあ大変!もともとファッションは大好きで、いろんなお洋服が着られるモデルに憧れたこともありましたが、それも遠い昔のこと、私はモデルの“モ”の字も口に出せないような体型になってしまっていたのです。それより何より経営に関してはまったくの素人で、主人の「頼むから・・・」の態度に私は、「はぁ???」と聞き返さずにはおれず、同時に頭の中で描いてた夢は一瞬にして崩れ去っていくのを感じていました。「えらいこっちゃ、自由がなくなる・・・」 事の重大さを認識してなかった私はそれだけがショックでした。
ところが、それだけでは済まされないもっと深刻な問題が待っていたのです。
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