乳癌★用語解説★




マンモトーム生検
針生検の一種で、乳房に専用の針(モンモトーム)を刺入し、検査に必要な組織を取ってくる。特徴☆小さな傷(5o以下)でできる。☆痛みや乳房の変形はなし。☆一回の刺入で確実な診断が出来る。☆病変が小さければ摘出する事も出来る。


核医学検査(RI検査)
ごく少量の放射性医薬品(ラジオアイソトープ)を静脈注射して特定の臓器に集め、そこから放出される放射線を検出し、形態や機能を検査する方法。☆核医学検査の種類(脳血流シンチ、甲状腺シンチ、肺血流シンチ、心筋シンチ、心プールシンチ、肝胆道シンチ、レノグラム、副腎シンチ、ガリウムシンチ、骨シンチ、出血シンチ)☆私が経験したのは《骨シンチ》と《レノグラム》(腎臓の働きを調べる)。


マンモグラフィー
乳房のエックス線撮影。乳房にできる病気には色々あり、悪性の場合も良性の場合も。ほとんどの病気はマンモグラフィーで見つける事が出来る。また、しこりが触れる場合に、写真を見てそれがどういうものであるか判断したり、体の外側からの診察では触れない病気を見つけることもある。


EBD(Evidense Based Medicine)
「科学的根拠に基づいた医療」の事。各々の治療法の信頼度を5段階で示し、それをもとに治療方針を決定していく事。


腫瘍マーカー
癌の時に血液の中で増加する成分を測定する検査(血液検査)。癌の種類により、いろいろの腫瘍マーカーがある。早期癌から進行癌まで含めたすべての癌では、異常を示す確率はかなり高率となるが、早期癌だけに限ればその確率は低下する。したがってこの検査は、進行癌はもちろん、早期癌の一部および進行癌であっても手術すれば助かる可能性のある癌を見つけるきっかけになる検査と考える。また、異常値がでても、癌が発見されなかったり、良性の疾患である場合がしばしばある。したがってこの検査で異常値がでた場合でも、すぐに癌と決めつけないでさらに精密検査が必要と考える。


ホルモン受容体検査
癌の組織がホルモンを取り入れる性質を持つかを調べる検査。


リンパ節郭清
癌の周囲のリンパ節を取り除く事。


代替療法
科学的に有効性が証明されていない治療法。所謂民間療法と共に、まだ有効性の確定していない薬や抗癌剤などの治療法も含まれる。



乳房温存療法
乳がんをくりぬいたり、4分の1を切除して乳房を残す治療法。


リンパ浮腫
乳癌や子宮癌でリンパ節を採ったことによって、手足に浮腫みが出ること。


乳房再建術
腹直筋や広背筋に脂肪を付けて移植したり、生理食塩水などのインプラントを用いて失われた乳房を作る手術。


非定型乳房切除術
乳房の全てと脇の下のリンパ節を切除する手術法。


センチネルリンパ節(Sentinel Lymph Nodes)
センチネルとは「見張り」とか「歩哨」という意味。腋窩リンパ節全体の見張り役として、一番最初にがん細胞と出会うリンパ節。


センチネルリンパ節生検
センチネルリンパ節を見つけ、乳がん手術中にそれだけを取り出し、急いで病理診断を行う事。そこで転移が見つかれば他のリンパ節にも転移している可能性があるとして腋窩リンパ節廓清を行なう。センチネルリンパ節に転移が無ければ他にも転移が無いはずなのでリンパ節はそのまま残す。


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