グラヴィトンを音に込める事が出来るか。

 

 グラヴィトンの画像をプリントアウトをする事からヒントを得て、PCの壁紙にその画像を使う事で、PCを使う事が苦にならなくなった主人は、次に「グラヴィトン波を音に変換する事は出来ないのだろうか」という疑問を私にぶつけてきた。
 音にする。一体どうすればいいのだろう。あの磁石の発明品から出てくるエネルギーを、こうして偶然とはいえ、画像にしてそれをプリントアウトまでする事が出来たのだから、音声に変換する事ぐらい難しい事ではないはずだ。「磁石の発明品を画像にする」という事を思い浮かべたとき、一つのアイディアが浮かび上がってきた。そうか、ひょっとしたら出来るかもしれない。そう思った私は、主人に自分のアイディアを話してみた。私の話を聞いてはくれたものの、主人は今ひとつ理解してはくれなかったが、それでも半信半疑で私の言うとおりに一緒にセッティングしてくれた。
 それは、一見無謀というか、ばかばかしい方法だ。ビデオからの出力の全てをカセットデッキの入力ジャックに無理やりつなげてしまうのだ。でも私にはなぜか「これで出来る」という確信のような自信があった。
 この方法で録音したテープを再生してみた。音は「ブーン」というただの雑音しか聞こえないが、その音の奥からあのジーンという感じが耳を通して頭にやってくるのだ。「ブーン」と言う雑音はさておき、やっぱり心地いい。
 このテープの上に別の音楽を重ねてみればどうなるのだろう。試しに家にあったCDを上から重ねて録音してみた。するとあの「ジーン」という感じはそのまま残っているではないか。気のせいかと思って、CDだけでも聞いてみた。こちらは今までと同じ普通のCDだ。
 面白いのが、聞き比べてみると、グラヴィトンを重ねて録音したほうを聞くと、オリジナルのものよりも深みというか臨場感というか、歌っている歌手、もしくは演奏している人の性格が浮かび上がってくるような感じがするのだ。その人の本質を垣間見てしまったような感じがする。つづき


女の子お絵かき掲示板ナスカiPhone修理