「人は愛によって限り無く強くなることもできるのだ
おれもかつては忘れかけたことだがな・・・・・」(一輝名言集より)
ごるびぃの柔らかい毛玉に抱かれて、眠りに付くこと。
―――それがフェニックス一輝の慎ましくも、ささやかな小さな願いであった。しかし、そんな男の純情を邪魔する筆頭飼い主の間抜けな奇行子(以下だいぶ省略)キグナス氷河と犬の毛に五月蠅い弟の瞬だ。
瞬はさておき、ひょうきち(蔑称)の方は紫龍を隣りにはべらせているくせに、ごるびぃを寝室から出さないで、自分のエリアに閉じこめている。
自分が拾ってきたからって、えらそーに!!!
だが、天は正しき俺様を見放さなかった。
今、俺の元には「ペア温泉宿泊券」がある。
この券を元に、奴らを体よく追い出すぞっと。
→はやる心を抑えきれずに、氷河の鼻面に下げてみる。
→理知的に話を進めるために紫龍に恩をきせる。
さあ、貴方なら、どっちに渡す?
▼コマンド?
◆ひょうきち(蔑称)に渡す
◆紫龍に渡す