・・・・・・永遠の想い・・・・・・
ACTー1 新しいクラスメイト
{CHAPTER・1.5}
・・・・星條高校の入学式の日の3日前・・・・・・・
ついに・・・日本に来た小狼・・・・・・・・
(もちろん、偉さんもいっしょにきている・・・。)
「ウェイ・・・学校のほうの手続きは、すんだか?」
と・・小狼・・
「はい・・小狼さま・・すべて、滞りなく済んで御座います。」
と・・ウェイ・・
「そうか・・・わかった・・・。」
と・・小狼・・
「いよいよで、御座いますね・小狼さま・・・さくらさまに、再会出来る日が・・・」
と・・ウェイ・・
「・・・・・・」
「(とうとう・・さくらのいる、日本へ・この友枝町へ帰ってこれた・・・。
これで、さくらの そばにいられる・・・。でも、正体を明かすことはできない・・・。)」
無言の小狼・・・・
そうこうしているうちに・・・入学式当日が来てしまった・・・。
・・・・・当日の朝・・・・・・
新しい制服に身を包み、髪を結い上げて、
自室から出てきた小狼は・・・・
「ウェイ・・おまえは、入学式には来なくていいから・・・・
その代わり、一族の仕事のほうの こと・・・よろしくたのむぞ・・・。」
と、ウェイに頼んだ。
「はい・・・お任せ下さい・・。」
と、ウェイは、返事を返した。
「では、行って来るから・・・後の事は、頼んだぞ・・。」
と、小狼は、学校へ、出かけた。