・・・・・・・・永遠の想い・・・・・・・
ＡＣＴー１ 新しいクラスメイト
｛ＣＨＡＰＴＥＲ・２｝
・・・・星條高校門前の仮説テントの前・・・・
さくらと知世が、受付を済ませようとしている・・・。
そこに、山崎君と千春ちゃんがやって来た。
「さくらちゃん、一緒のクラスだといいね。」
と、千春ちゃんがいい、
「うん・そうだといいよ〜〜。」
と、さくら
「入学式とはね〜〜。」
山崎君が言い出し、
「はい・はい・・・。」
と、言いながら千春は、山崎君を連れて行く・・・どこかに
そうこうしているうちに、受付を済ませ・誘導に従って入学式の会場である体育館へ・・・ 向かって行った。
入学式が行われる体育館では・・・
まだ、クラスなどとは、関係なく生徒と保護者が別れて座っている。
みんな思い思いの席に座るため・・生徒も保護者も知り合いや友達と並んで座っている。
さくらと知世も、千春ちゃん、山崎君、利佳ちゃん、奈緒子ちゃんたちと座り談笑している。
時間が進み・・・談笑している話の中で、
利佳ちゃんが、受付で渡されたプリントを手に取り
「さくらちゃんに知世ちゃん、さっき受付で渡されたプリントに、クラス編成がのってるよ。」
と言い
「そうだったんだ。わたしも見てみよう。」
とさくら
「そういえば、私も確かめてませんでしたわ。」
と知世
「私たちも確かめましょう。」
と千春ちゃん
「そうだね。そうしよう・。」
と山崎君
「どこのクラスなのかしら？」
と奈緒子ちゃん などと、みんなが言い、
それぞれプリントを取り出しのぞき込む・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「えっと・・・私のクラスは・・・・・あっーあったよー知世ちゃんも一緒だ。
１−Aだって・・。それに、千春ちゃんたちも一緒だー。」
とさくら
「そうみたいですわね。でも。これでさくらちゃんの撮影ができますわ〜。
幸せすぎて、 眩暈が・・・（ふーうう）」
と知世
「と・知世ちゃん・・・」
とさくら・・・
そこへ・・・さくらの隣の席に誰か来て・・・
「こちらの席、空いてますか？」
と質問し
「空いてるみたい。どうぞ・・・」
とさくらが答えた。
「そうですか。それでは、ここに・・」
その人はさくらの隣に座り・・・
「はじめまして・木之本さくらさんですね。
私、同じクラスになりました・・・ 李 香蘭（り しゃんらん）ともうします。よろしく。」
とその人（李 香蘭）が言い
「仲良くしようね。李 香蘭さん・香蘭（しゃんらん）ちゃんって読んでいい・・？」
「はにゃ〜〜ん」
と、何故かはにゃ〜んな状態のさくらちゃんが言い
「いいですよ・・・。（よし・・・これでいい。）」
と香蘭
「よかったよ〜。（はにゃ〜〜ん）」
とさくら
・・・・入学式も終わり・・・・
さくらと知世は、千春たちと別れ、帰る途中に寄り道をしようか
・・・という話をしながら それぞれの保護者のところに行き、これから２人で、よるところがあると、伝えた。
そして・・・１人で歩いている新しい友達の香蘭に・・・
「これから、一緒に帰りに喫茶店にでも寄って帰らない・・？」
とさくら
「そうですね・・・。これから、特に予定もなかったし・・・いいけど・・・」
と香蘭
「それじゃあ・・知世ちゃんに香蘭ちゃん、一緒に行こう・・。」
とさくら
「そうですわね。」
と知世
という訳で・・・３人は、喫茶店に寄って帰ることにした。
・・・・・ところかわり喫茶店の中・・・・・
３人は、メニューを見ている。
「わたし・・ホットケーキセット・・飲み物は、紅茶で・・」
とさくら
「では、わたしも同じものにしますわ〜。」
と知世
「・・・同じものに・・・」
と香蘭
・・しばらくすると、頼んだメニューがきて、３人は、食べ始めた。・・
さくらは、
「おいしいよ〜。ここの・・・ホットケーキ、すごくおいしいよ。」
と言い
知世は、
「そうですわね。とてもおいしいですわ〜。・・・
さくらちゃんの食べてるところの撮影チャンスですわ〜〜。」
と・・・
「と・・知世ちゃん・・・（苦笑）」
とさくら
「・・・・・・・・・」
香蘭は、黙々と食べている。
そして・・・３人共が食べ終わり・・・それぞれの家路についた。