★大切なあなたが生まれた日★
今日は、小狼くんのお誕生日・・
お誕生プレゼントに、
小狼くんの1日奥さんしてあげることにしました・・・。
と・・いう理由で・さくらは、・・・・
小狼くんの家に行って・炊事・お洗濯・お掃除・・etc
することにしてしまったのでした・・。
(もちろん、知世ちゃんが作った特製の衣装を着てです・・。)
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小狼くんのマンションの部屋の合い鍵で・さくらは・・
早朝・・・ないしょで部屋へ入っていきます・・。
現在・・時刻は、午前6:00前・・・
小狼は、眠っています・・。
そろそろ、目覚まし時計が鳴る時刻・・・
ですが・・さくらは、目覚ましを止め・・朝ご飯ができてから・
起こそうと思い・・わざと・・目覚ましを止めました・・。
今日の朝食のメニューは、
ホットケーキと特製ジュース・・野菜サラダ・・・・・
というとりあわせです・・・。
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台所では・・・・・
「ふ〜ん・♪ふ〜ん・♪ふ〜ん・♪(^^)」
「るん♪るん♪るん♪」
「おいしい・おいしい・ホットケーキ〜♪」
「小狼くんに食べてもらうんだ〜〜♪」
「おいしいって言ってくれるかな〜〜♪」
「さくら特製・・愛情いっぱい・ジュース・・・ルン・ルン〜♪」
「それに・取れたて野菜のサラダ〜〜♪」
「特製のドレッシング〜〜♪」
ルン・ルン気分で朝食を楽しそうに作っています。
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しかも・・謎の歌も歌ってたりして・・・・・
「ジュウジュウ・おいしそうに表が焼き上がってきたよ〜♪」
「ジュウジュウと裏もおいしそうに焼き上がったホットケーキ〜♪」
「お次は、特製ジュース〜♪」
「ミキサーで果物たっくさん〜ジュンジュンジュン〜〜♪」
「ついでに、野菜もジュンジュンジュン〜〜♪」
「ついに完成。さくら特製ミックスジュース〜〜♪」
「おいしく〜♪しかも、栄養ばっつぐん〜〜♪」
「野菜サラダは、盛りつけつけ〜♪」
「最後に、サラダに掛ける特製ドレッシング〜〜♪」
「こねこねこねこね・マヨネーズ〜♪」
「それに・しょうゆを一垂らし〜〜♪」
「最後に、仕上げは、ごま油少々・・♪」
「これで、今日の朝食完成で〜〜す〜♪」
(木之本さくら作:朝食の歌)
そして・・さくらは、できあがった朝食をテーブルに並べ・
小狼を起こしに行く・・・。
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こちらは、小狼の寝室・・・・
小狼は、いい気持ちで寝ている・・・。
いつもならとっくに目が覚めている時間なのだが・・
目を覚ます様子はない。
そんな小狼に、さくらは、近づいて行った。
そして・・耳元で・・・
「小狼くん、起きて〜朝食の時間だよ〜〜♪」
そう声を掛け・・小狼を起こそうと体を揺する・・・。
「う〜ん・・え・・・さ・さくらぁ〜!」
最初は、ぼーっとしていたようだが・・次第に意識がはっきりしてきたようで
さくらがここにいることに驚いて・大声を上げてしまった・・。
2重の驚きだったりする・・・。
それは、自分を起こしに来たさくらのかっこうに驚いてしまったからだ・・。
さくらは、レースを使ったピンク色のエプロンドレスを
着ていたからだった〜。
「さ・・さくら・・そ・・その格好は、どうしたんだ・・?」
狼狽しながらだが、さくらに質問する・小狼・・・・
「う〜んとねぇ〜、今日のことを知世ちゃんに相談したら・・
特別な事をする時には、特別な服装で・・って言われちゃって・・
それで・・知世ちゃんから、この服貰ったんだぁ〜。」
「どう?小狼くん・・この服装似合うかなぁ?ねぇ・ねぇ?」
と・・小狼に、聞く・・・。
小狼は・・赤面しつつ・・・
「あ・・ああ・・に・似合うよ・・さくら・・。」
「着替えをするから・・ちょっと・・向こうの部屋で・・待っててくれ・・。」
さくらを部屋から出すと・・着替え始める・・・。
「う〜ん・・・何着ようかな・・・う〜ん・・・(悩)」
・・・・・着替え中・・・・・
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着替え終わり・・・
さくらが待つリビングへ行く・・・。
「待たせたな・・さくら・・一緒に食べよう。」
「うん!小狼くん!一生懸命作ったんだよ♪」
2人とも食卓へつく・・・・。
テーブルには、さくらが作った朝食が並んでいる・・。
ホットケーキ・野菜サラダ・特製ミックスジュース・・・
とても、おいしそうだ・・・。
「それじゃあ・・一緒に・・いっせーのーで・・。」
「いただきます。」
「いただきま〜す♪」
食べ始める・・・・。
(もぐもぐもぐ・・・・)
しばらくの間・・・食べるのに夢中になっている2人・・・・
「ほんとに・・おいしいな・・・ありがとう・・さくら」
「心使いうれしいよ・・・びっくりしたけど・・・・」
照れながらそうさくらに感謝の言葉を掛ける・・・・。
「喜んでくれたみたいでほっとしたよ〜う♪」
「お誕生日おめでとう♪小狼くん!」
「今日はねぇ〜、小狼くんの1日奥様やってあげることにしたの〜〜。」
「だから、小狼くんなんでも言ってね!」
食べる手を止めて、小狼くんにそう言う。
「え・・・た・・誕生日・・・忘れてた・・・・。」
「ありがとう、さくら・・・。」
「とっても・・うれしいけど・・・・いいのか・・?」
「今日・・1日・・大丈夫か?」
心配そうに、さくらに聞く・・・。
「うん!大丈夫だよ♪」
「お父さんにもちゃんと言って来たし・・それに・・小狼くんの誕生日だもん!」
「御祝いしたいじゃない・・・。」
「それにねぇ〜、こういう事やってみたかったの〜〜♪」
「だってねぇ〜〜♪これって・・・まるで、新婚さんみたいな感じでしょ〜♪」
エプロンドレスの裾を持ち上げて、ターンしてみる・・。
「だから・・任せて!大丈夫だもん・・・。」
そう言い、胸をたたく・・・・。
「・・・そ・・それじゃあ・・お願いするかな・・・。」
最初、迷いを見せていたが・・・気を取り直し・・・
さくらに、改めてお願いする・・・。
「それじゃあ・・そういう訳で・・・食べる続きしようか、さくら・・・?」
「そうだね〜〜♪小狼くん♪♪」
再び食べ始める2人・・・・
そして・・・・数分後・・・・
朝食を食べ終わり・・・・出かける準備をする・・小狼・・・
「さ〜って・・・お片づけしよう〜〜!」
張り切り始める、さくら・・・
片づけ途中のさくらに・・・
「じゃあ・・できるだけ早く帰って来るけど・・・出かけてくるから・・・」
「いってらっしゃい♪小狼くん♪」
「そ・そうだ〜〜!」
「ねぇ〜、小狼くん・・行って来ますのキスしてほしいなぁ〜(^^)」
上目づかいに小狼にねだる・・・・・。
「(汗・・・汗・・・)」
「(う〜ん・・ど・・どうしよう・・・悩)」
「だめ・・?」
かわいい顔でおねだり・・・・
・・・・・・・・・
数瞬後・・・・
さくらの頬に・・・(チュ・・・・)
真っ赤な顔の小狼・・・・
「じゃ・・じゃあ・・・・」
赤い顔したまま・・出かけて行った・・・。
さくらは、しばらくの間・・ぼーっとしていたのだった・・。
「小狼くん・・・・・」
頬に手を当てている・・・・。
幸せに浸っている・・っていう感じだ・・・・。
そして・・・10分後・・・
我に返るさくら・・・・・
「さ〜って・・お片づけの続きしないと・・・・・。」
「るん・るん・るん〜〜♪♪」
なんだかとてもうれしそうなさくらだった・・・。
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そして・・・午後5:00ころになって・・・・
さくらは、夕食の支度を始めた・・・・・。
トン・トン・トン・・包丁の音が響いてく・・。
「野菜をトン・トン切りましょう〜♪」
「今日の夕食のメニューは、何になるかな〜?♪」
「そ〜うだ〜〜♪今日は、カレーにしよう〜♪」
「にんじん・じゃがいも・たまねぎ・トン・トン切って♪」
「お肉は、鶏肉を使って・チキンカレーだぁ〜♪」
「トン・トン・トン・・・・・・切った野菜をお鍋に入れて〜♪」
「おだしを取って〜♪お野菜のエキスがたっぷり〜〜♪」
「おなべに、油をさして〜〜♪鶏肉に火を通しましょ〜♪」
「そこに〜♪にんじん・じゃがいもを入れましょう〜♪」
「にんじん・じゃがいもに火が通り始めたら〜♪」
「お次は、タマネギ半分入れて〜〜♪」
「そのタマネギがしんなりしてきたら〜〜♪」
「お野菜たっぷりのおだしを取ったスープを入れて〜〜♪」
「にんじんさんとじゃがいもさんが煮えるまでまぜまぜ〜〜♪」
「煮えてきたら〜〜カレーのルーを入れま〜す♪」
「その後、残ったタマネギさんを入れて〜〜♪」
「かきまぜま〜〜す♪(まぜまぜまぜ)」
「味見をして〜♪ちょうどよかったらこれで完成で〜す♪」
(木之本さくら作:カレーの歌・・・・)
「で〜きた〜♪後は、小狼くんが帰って来るのを待つばかりだよぉ♪」
「カレーおいしくできたし〜〜♪まだかな〜〜小狼くん・・」
その10分後・・・
・・ピン・ポーン〜♪・・
玄関のチャイムの音が響く・・・。
「(あ・・小狼くんが帰ってきたのかな・・?)」
カチャリ・・・
「ただいま。さくら・・。」
「おかえりなさ〜い♪小狼くん〜♪」
そう言いながら・小狼に抱きつく・・・。
「え・・ちょっと・・さくら・・(真っ赤)」
いきなり抱きつかれ・・焦ってしまう・・・。
しかも・真っ赤な顔・・・・
そんな様子の小狼くんを見て・・さくらも思わず照れてしまう・・。
・・・・・・
2人ともしばらくそのまま立っている・・。
ひとしきり照れあった後・・
気を取り直したさくらは・・・
「小狼くん・・夕食作ったから一緒に食べようよ♪」
と・・食卓へと案内する・・。
「そうか・・じゃあ・頂こうかな・・。」
食卓に着き・・
「いただきます♪」
「いただきます。」
2人して食べ始める・・。
パクパクパク・・・・・
「さくら・・とてもおいしいよ・・。」
「さくらは、料理上手だな・・。」
食べながらさくらに言う小狼・・
「そ・・そんな・・上手だなんて照れちゃうよぉ〜♪」
「でも、おいしいって言ってくれてよかったよぉ♪」
テレながらちょっと・・ホッとするさくらであった・・・。
「あっ・・そうだ〜。小狼くん・・やってみたいことがあるんだけど・・」
と・・小狼くんに<かわいく>お願いする・・さくら
「なんだ・・改まって・・?」
「う〜んとね・。」
迷いつつ・・
「小狼くん、あ〜ん♪」
と・スプーンでカレーをすくって小狼の口のほうに持っていく・・。
「(真っ赤)え・・さ・さくら・・ちょっと・・」
「いいから・小狼くん・・あ〜ん♪」
「え・・それじゃあ・・あ〜ん・・」
と・口をあけ・・さくらのスプーンからカレーを食べる・・。
「どう?おいしい?」
「おいしいよ・さくら・」
「さくらもあ〜ん・・」
さくらのほうに今度は、自分ですくったカレーを口に持っていく・・。
「(真っ赤)小狼くん・・うん・・あ〜ん。」
「どうだ・?おいしいか?」
「うん!おいしい。」
「いつもよりおいしく感じる。」
「そうだな・・俺もいつもより食事がおいしいって感じてるよ・。」
「これはさくらが一緒だからかな・・」
その言葉に・・
「小狼くん・・照れちゃうよ〜♪」
という感じで夕食中・ずっとラブラブな感じであった・・。
〜〜お・し・ま・い〜〜
どうでしたか?
私流の新婚を体験するさくらと小狼・・いかがだったでしょうか?
リクあげるの遅くなってすいません。
読んで見てくださいね。
でわ