さくらと小狼の最悪で最高の日★

 

 

 

さくらと再会して・・・・・・

早2年が経ち・・・・・・

今日もさくらと一緒に登校している。

(注:今は、中学3年生・・・・・)

 

たわいのない話をしながら、今日も学校へ行く・・・。

「ねえ・・小狼君。明日、用事ないんだったら、一緒に知世ちゃんの家に行かない?」

とさくら・・・・・

「えーっと・・・明日か・・?」

「う〜ん・・・。予定は、特にないが・・・。」

と小狼・・・・・・

「やったー。それじゃあ・・・行こうよ。」

とさくら・・・・・

「そうだな・・・。そうするか。」

と小狼・・・・・

と、いう訳で・・・一緒に行くことになった。

 

 

場所は、変わり・・・・・学校・・・・・・・

さくらは、うきうきした様子で教室に入っていく・・・・。

その隣に小狼・・・・・

「さくらちゃん、なんかうれしそうだね。」

「そうそう・・・・。(うんうん)」

などと・・・千春ちゃんたちに言われた。

「そんなことないよ〜。」

とさくら・・・(顔は、はにゃんとなっている。)

「なにか・・・いいことでもあったのかな〜?」

と・・・・奈緒子ちゃん・・・

「そ・・そんなことないよー。」

と・・・さくら・・・

そうこうしているうちに授業がはじまった・・・・。

 

時間が経ち・・・・放課後になった。

さくらは、家に帰る支度をしていると・・・・

隣のクラスの男子生徒が来て・・・・・

「ちょっと、話しがあるんだけど・・いいかな?」

とその生徒が言った・・・。

さくらは・・・・

「うん・・・・少しならいいけど・・・・・。」

と言った・・・・。

「じゃあ・・・中庭にきてほしいんだけど・・・・。」

とその生徒

「いいよ。」

とさくら

 

中庭に来たさくらとその男子生徒は・・・・・

そこにある大きな木の下で話し始めた・。

「木之本さん、君がずっと前から好きでした。」

「お付き合いしてもらえませんか・・・・。」

とその男子生徒が、さくらに告白した。

・・・・そこに、小狼が通りかかり・・・・・

話してるのをきいてしまった・・・。

なぜか・・・小狼は、かくれて・・・・

 

「(どうしよう・・・どう返事したらいいんだろう・・・。)」

と・・・心の中で考えているさくら

その告白に沈黙しているさくらを見て・・・・・

小狼は、

「(なんで・・・おれと付き合ってるから答えられませんって言わないんだー。)」

と、心の中で想いながら唇を噛みしめていた。

そして、その場を立ち去っていった・・・。

 

そうとは知らないさくらとその男子生徒は・・・

「返事は、今でなくてもいいですから・・よい返事待ってます・・。」

とその男子生徒

「・・・・・・・・・」

無言のさくら

そして・・・その男子生徒は、立ち去る・・・・・。

さくらは、1人で・・立ちつくしていた・・・。

 

 

その後・・・どう帰ったか、判らないがどうにか家に帰り着いた、さくらは・・・

今日の出来事を考えていた・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ふと・・・・今日・・・自分が小狼に明日のことで約束していたことを思い出し

小狼に、電話をかけてみることにした・・・。

トゥルルルル・・・トゥルルルル・・・

何回コールしただろうか・・・

ようやっと小狼が、電話に出た・・・・。

「・・・・・はい・・・・もしもし・・・・?」

と・・・小狼・・・

「もしもし・・?小狼君・・?わたし、さくらだけど・・明日のこと・・どこで持ち合わせする?」

と・・さくら・・

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・悪いんだけど・・明日、用事思い出したんで・・・行けない・・・。」

と・・・小狼がそう言った後・・・直ぐに電話が切れた・・・・。

ツーッツーッツーッツー・・・・・

無情にもそんな音が響いてくる。

 

「・・・・・・・・・・」

「どうしたんだろう・・?小狼君・・・・・。」

さくらは、疑問に思ったが・・・まさか今日のでき事が関係しているとは

思ってもいないのだった・・・・。

 

・・・・・そのころ、小狼は・・・・・

「こんな態度取るつもりなかったのに・・・・。」

「どうしても感情を抑えることができない・・・。」

「さくらを傷つけるつもりは、ないのに・・・。」

と・・・・ひとり悩んでいた。

 

・・・・・・・・翌日・・・・・・

昨日の事が気になって眠れなかったさくらは、

眠そうにして下の食堂にやって来た。

「元気ないな・・・。怪獣・・・。」

と、兄の桃矢・・・・

「何でもないの。さくら・・・怪獣じゃない・・・もん。」

と・・さくら

「それならいいが・・・。」

と・・兄

「うん。心配しないで・・。」

と・・さくら

「さくらさん・・・桃矢君・・・ご飯ですよ〜。」

と・・お父さんの藤隆さん

2人声をそろえ・・

「うん・・。食べるよ。」

「ああ・・・食べる。」

と、返事をし食べ始めた。

 

 

・・・ 一方、小狼の方は・・・

昨日、さくらに対して自分が取った態度・・・あんな態度取るつもりなかったのに・・・

と・・後悔の念にかられていた。

 

 

・・・・そして、夕方・・・・

さくらは、昨日の小狼の電話でのことが、気になり・・・

小狼の家に、行って直接会い、理由を確かめることにした。

 

 

・・・・・・・・・・・小狼の家・・・・・・・・・・

ピンポーン

と・・・玄関のチャイムが、鳴った。

小狼は、玄関に行き・・(カチャ)鍵を開け・・ドアを開けた。

そこには、愛しいさくらの姿があり・・突然のことに、驚いた。

「さ・・さくら・・。どうしたんだ?・・、まあ・・ここだとなんだ・・入って。」

と・・小狼が言い

「うん・・ちょっと・・入らせてもらうね。」

と・・さくら・・

 

「・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・」

しばらく、2人とも無言だったが・・・さくらから・・

「小狼君に、聞きたいことがあって・・来たんだ。」

と・・さくら・・

「なんだ・・・?」

と・・小狼・・

「う〜〜んとね・・・小狼君・・何か私・小狼君に悪いこと・・怒らせること、したかなあ?」

と・・さくらが、聞き・・

「・・・・・・・・・・・・・・」

無言の小狼・・・・・・

 

しばらく、また、沈黙が続き・・・

意を決して小狼は、

「ごめん・・心配かけたみたいだな。・・・・・・俺・・見てたんだ。」

「昨日・・中庭で・・さくらを・・告白されてるところ・・見てたんだ。」

「おまえ・・返事しなかっただろう・・俺と付き合ってるって言わなかっただろう・・。」

「だから・・俺・・・・・やきもちをしてて・・それで・・あんな態度取ってしまったんだ。」

と・・小狼が、告白した・・。

信じられないって感じで・・さくらは

「小狼君・・・見てただなんて・・知らなかった・・。」

「私のほうこそ・・ごめんなさい・・。」

「小狼君に、そんな、想いさせちゃって・・・本当にごめんなさい・・。」

「でも、うれしい・・小狼君が、やきもち焼いてくれただなんて・・。」

「だって・・小狼君・・普段あまり感情・表に出さないし・・ちょっと・・不安だったんだ。」

と・・さくらが、言った・・。

「さくら・・ごめん・・さくらの前では、できるだけ思ってること伝えるから・・だから・・。」

と・・小狼が、言い

さくらを抱きしめた・・。

とても、愛おしそうに・・・・

「小狼君・・・・。」

と、さくらも・・小狼の腕の中で、とても、幸せそうだった。

 

                                〜END〜〜

 

 

 

  リクエストありがとうございます。

 しゃおさまのリクエストのテーマ(小狼やきもちを焼く)の小説いかかだったでしょうか。

 一応・・このような話になりました。(ラブラブ度が、たりないかも・・・)

 どうか、感想など掲示板にでもよろしく・・・。       でわ〜        ☆桜狼☆

 

         

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