安らぎの時間 作 李 桜狼 今日は、晴天・・・とても、いい天気・・・ 「ケルベロス・ユエ・・今日は、パーティをしますよ。」 と、いきなりパーティをすると言い出す。 「なんでや?今日は、何かの日かいな〜?」 と、クロウの作った守護獣のひとりケルベロス 「・・ふーっ・・またか・・?」 と、もうひとりの守護獣ユエ・・溜息をつきながらクロウの側にくる・・。 「いいじゃないですか〜。」 「今日は、こんなに天気もいい日ですし・・・お庭でガーデンパーティでもしましょう。」 と、テーブルを運び・・セッティングし始める。 「しゃあないな〜。いっちょうつきおうてやるか!」 と、作業を手伝い始める、ケルベロス・・・ クロウは、パーティ用の食事の準備をする・・・。 トン・トン・トン・・・包丁で野菜などを切るいい音が響く・・・。 「こりゃ・ごちそうが楽しみや〜。」 「あはははは・・・楽しみにしてて下さい。」 準備を始めてから・・30分後・・・・ 「クロウ・・これでいいんか?」 「そうですね〜。まあ、これでいでしょう。」 「やった〜〜。ほな、はじめられるんかい?」 「そうですね〜。」 「その前に・・バブル(泡)」 もこもこもこ・・・・ケルベロスにバブルの魔法をかける・・・。 「ちょ・・・となにするんや〜。クロウ!」 「なにって・・洗うんですよ。」 「わいを・洗うんかい!」 「そうですよ。ケルベロス。」 「いいざまだな・・・・・ケルベロス。」 「笑っとらんで・やめてくれんか?クロウ・・」 「もうちょっとですよ〜。」 そして・・10分後・・・ 「はい・・終わりました。きれいになったでしょ・・。」 「もう、2度とごめんやわ〜〜。」 「そんなこと言わないでね♪」 「また、クロウのやつに遊ばれてしもうた〜。」 「まあ、そうすねるな!ケルベロス・・・」 すねるケルベロスに、そう声をかけるユエ・・ そんな2人の(?)やりとりを黙って見つめているクロウ・・・ 「さ〜って、お次は、(フラワー)」 フラワーのカードで花でいっぱいにする・・・お庭を・・ そうして、やっとパーティの準備が終わった・・・。 「さーって、始めますよ。」 「そうこなくっちゃ〜な。」 「・・・・・・・・」 そして、パーティが始まる・・・。 カード達も参加させ・・楽しいひと時を過ごす・・・・。 ツインやフラワーが踊りだし・・・・ ファイトとショットが芸を見せる・・・。 他のカード達も各々で芸を見せたり・・歌ったりして楽しんでいる。 それを見守るクロウは、楽しそうにカード達の様子を見ている・・。 華やかなパーティだが・・カード達や守護獣2匹以外の参加者は、誰もいない・・。 クロウと友人になろうと思う人間が、今の時代には、いないのだ・・。 そんなクロウを気遣うユエ(月) でも、顔や態度に表すことはない・・。 なぜなら、クロウがそういう風に心配されるのを嫌がっている様だからだ・・・。 そうこうしているうちに、一晩たち・・パーティもお開きとなった・・。 そして、またいつもの日常が戻る・・・。
屋敷にある桜の木の下でクロウが、本を読み・・・ その傍でくつろぐ守護獣たち・・・ そんな穏やかな日常・・・・ それから・・数年後には、そんな日常が崩壊することを・・クロウ以外・・ 誰もしらなかった・・・。 〜お・わ・り〜 |
いかがだったでしょうか?
こんな話になってしまいました。
リクエストありがとうです。
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