★安らげる場所★

 

 

ここは、セフィーロ・・・・

平和な日常が帰ってきて早1ヶ月・・・

まだ、制度など出来ていないため・忙しい日々をクレフは、送っていた。

調べることなど多く・・書物など・他国(オートザム・チゼータ・ファーレン)から

取り寄せ、政治・経済・法律などの勉強をしていた。

これからのセフィーロの為・・必要なことだったからだ。

いろいろな書物を読み知識を高めている理由は、それだけではない。

これからを担う若い世代の者たちを導く為にも、知識が必要なためだった。

コン・コン・・・カチャッ・・・(ドアが開く)

「失礼します。導師クレフ・・お茶をお持ちしました。」

と・・プレセアがお盆にお茶を乗せてやってきた。

「すまない。ありがとう。」

と・クレフは言いお茶を受け取り飲みはじめる。

「導師、お体に障ります。少しお休みになられてはいかがでしょうか?」

と・プレセアが心配そうに言った。

「大丈夫だ・プレセア。自分の体のことは自分が1番わかってるから・・」

「ちょうど、いいときに休むから心配しなくていいから・・・」

「わかりました。失礼しました。」

と、プレセアが言い・・部屋を出ていった。(パタン)

そして、また続きをはじめる・・・。

 

そんな感じのやりとりが、数日繰り返され・・・

それでも、自分のペースを貫く・クレフ

 

そして・・・光たち魔法騎士(マジックナイト)が来て・・ガーデンパーティを開催する日がきた。

その日、早くから来て準備をするセフィーロ他3国の面々・・・

「光たち喜んでくれるかな〜?」

作業しながら、目を輝かせてザズは、言う。

「大丈夫だって、そんな心配せんでも。」

と、こちらは、ジェオ・・・

「風に会えるのが楽しみじゃのう、サンユン。」

「はい、アスカさま。」

と、こちらは、ファーレンの面々

「今度こそ海に勝ってやる〜。」

「まあ、まあ、タータったら〜そんなにあせらなくても〜ね〜。」

と、こちらは、チゼータの2人

場所は、変わり・・・

こちらは、イーグルとランティス

「今日ですね〜。光たちがくる日は〜。」

「そうだな・・・・・。」

お茶を飲みながらくつろいでいる2人・・・

ところ変わり・・・

こちらは、ラファーガとカルディナ

「お嬢さんがた、今日来るんやろ?」

「そうだな・・。」

「楽しみやな〜?」

「そうだな・・。」

「そればっかりやわ〜。そうだな・・って・・もう〜〜。」

「すまん・・カルディナ。」

「しゃ〜ないな〜。もう〜そんなあんただから、心配なんやわ〜。」

そんな会話をしている・・・。

別な部屋では・・・アスコットとプレセア

今日のパーティの料理を作っている。

「プレセア・・これどうするの?」

「そ〜ねぇ、じゃあ・・そこに置いておいてね・。」

「料理は、これでいいかしら・・・。」

「いいと、思うよ〜プレセア。」

「それじゃあ、会場のほうに運びましょう。」

「うん!運ぶよ〜〜。」

料理を運び始める・・・・。

みんな・・張り切っている〜♪

そんな中・・相変わらずのクレフ・・・

まあ、今回の魔法騎士たち来訪記念のパーティは、楽しみにしてはいたようだが・・

準備などの手伝いは、していない・・・。

準備している面々は・・クレフのことも驚かそうと考えていたのであった・・。

だから・・・今回の準備には、加わらなかったのだ・・・・。

というか・・・みんなが遠慮させていたのだ・・・。

口にはしないが・・疲れてるという様子が見受けられる・・・。

そういうことも踏まえつつ・・驚かせたい気持ちもあり・・・

そのようにしていたのだった・・・・。

みんなが準備している間の時間・・・・

クレフは、何をしているかというと・・・

こんな日にまで・・いろんな本を読み・・勉強している・・・。

セフィーロの代表として会議にも出席しているので・・・・必要なことなのだが・・

かなり・・無理をしているようだ・・。

まあ、高齢なせいもあるが・・みなの心配な気持ちには変わらない・・。

本人は、心配されているのがわかっているのだが・・・・

こればかりは好きにさせてもらうつもりのようだ・・・

まあ、じきに自分が必要でなくなる時代がくると思っているし・・・

そうなってほしいと願っていた。

 

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