Aquarium report


名古屋港水族館・北館

 2001年11月1日の北館オープンに先駆けて10月29日に行われた内覧会に行って来ました。南館オープンから8年、北館当初の計画から 遅れる事2年。
シャチも間に合わなかったけど、前夜は興奮して眠れず(笑)

北館エントランスホールに入ると、まず
目に飛び込んで来るのがイルカプール
真っ青な『日本の海』。

その左側の『大洋』は本来なら、シャチ
用に作られたプールなのだが、残念な
がら、シャチが間に合わなかったので
バンドウイルカが泳いでいる。
勢いよく泳いでいるコもいれば、ひとな
つっこく、こちらを見ているコも。
まだ、見られることでストレスを感じたり
していないんだろうなぁ・・・。
おこちゃまがへばりつくと、寄って来てこちらを眺めている。
大人が手を振っても反応してくれる所が、初々しい(涙)
ペンギン達のように、いつまでも来館者の遊び相手をしてくれるといいなぁ。

『日本の海』の左側には、5頭のベルーガが棲む『オーロラの海』。

 ベルーガが生息するハドソン湾をイメージした作りで、壁や天井に オーロラが映し出される演出になっている。
首をちょっとかしげてみたり、でっぱったおでこもチャーミング。
若い個体はグレーがかった体色だが、大人になると真っ白でとても美しい。
給餌と訓練を兼ねての解説を聞くことができるが、胴長を履き、正座して腰まで 水に浸かっている飼育員さんの膝に、ちょこんと頭を乗っけて、膝枕してもらって いる姿は、めっさ可愛らしい。
さらえるものなら、さらってしまいたい衝動に駆られたのは、しみつである。



メインプールは世界最大級。
長さ60メートル、幅30メートル、水深
12メートルの楕円形。
 3000人収容のスタンドと大型ハイビジョンを備え、スタンドからも水中の 様子が見られるようになっている。

シートには、寒い冬のショーも快適に見られるように、ヒーターが仕込まれて いるらしいが、私が座ったセンター3列目辺りは、ふつーのシートに見えた(笑)
階下には、縦4メートル、横29メートルの水中観察窓としては、世界最大の
アンダーウォータービューがある。



 10頭で行うイルカ・パフォーマンスは
3台のカメラ使って水中の様子やリプレイ、イルカの特性を解説した映像などが 大型ハイビジョンで見られる。
訓練期間も短いので、クオリティはまだまだなのかもしれません。 その分、先が楽しみです。
陸上での、頭と尾びれをぐっと持ち上げた、しゃちほこポーズなどでは かなり自慢そうな顔付きに見えるから不思議。
きっと、イルカ達はやる気十分なんだな(笑)

写真小僧のポイントは、スタンド向かって右側。
複数でのジャンプのポイントが右側に多いので、近くで撮りたい場合は右側を。
背景も大事さ!と考えると左側から。
バックにポートタワー&ポートブリッジが入って、かっちょいいかも。

終盤はスタンドで見ないで、『日本の海』で待機するのもよい。





ショーの終り、イルカ達のバイバイ
パフォーマンスはメインプールではなく、こちらで 行っているので、間近で見られる。
ただし、水かぶる確率高し(笑)

アンダーウォータービューでは水中での動きはもちろん、パフォーマンスの様子は映像で フォローされているので、充分楽しめる。


プールの端に10頭ずらーっと行儀よく並んでいる姿は、笑えるよ。
カーペット敷きの階段状になっているので、くつろいで座りこんで見られる。 椅子に座って見るより、はるかにリラックスできてポイント高い。
どうせなら土禁にして『寝っころがり可』
にして欲しかった(爆)


 アンダーウォータービューの奥には、『進化の海』。
シャチやクジラの骨格標本・実物大模型、立体映像やタッチパネル・音声などで 再現解説されている。 名古屋港水族館のイルカ捕獲記録も見る事ができる。


北館の水量は南館の10倍だそうで、今までは沖合の綺麗な海水を運んできていたが 必要量が莫大なため、名古屋港の海水を処理して使っているらしい。
アノ(笑)きちゃない海水が、あんなに透明になるのかと驚いてしまった。


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ちっさい声で、『これはちょっとな』と思った事

『オーロラの海』
ベンチが2つあるだけで、フラットな通路からプールを眺めるのは、大勢が見られなくてもったいない感じ。
一段高い位置からも見られるとよかったのになぁ。

『日本の海』
なにゆえアクリルガラスを曲面にしたのだろう?
イルカが歪んで見えたり、イルカの位置によっては、完全に消滅してしまう個所があるん だけどな。
強度の問題?プールが円筒だから?ちょっと謎。


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