お菓子をくれなきゃ悪戯するぞ！
むしろ、くれなくていいから悪戯させて。
孔明は仮装せずノーマル。元からお菓子ねだる気なんかないので。
劉備は趙雲の格好です。ちょっと腕とか出して若い気分で。
そして孔明の言葉を聞いて驚いてるのは趙雲。趙雲は狼。一応狼。
趙雲「殿。お菓子を頂かねば、悪戯せざるを得ません」
劉備「よし、飴をやろう。ふふ、趙雲は獣の姿なのだな」
趙雲「はっ（狼になるという決意も込めて・・・！）」
孔明「趙将軍、その犬の格好、よく似合ってますね」
趙雲「えっ、軍師殿。これは犬では・・・！！」
劉備「ん？ それは犬だったのか。てっきり狼かと」
孔明「我が君。趙将軍はそのような危険な動物の格好などしませんよ」
劉備「ああ、そうか。趙雲は狼から守ってくれる方だもんなぁ」
孔明「そうですよ。彼は襲うものの姿などいたしませぬ」
劉備「そうだな。趙雲が人を襲う狼の姿など、第一似合わないだろうし」
孔明「仰るとおりです。ああ、本っ当によくお似合いですよ、将軍」
趙雲「・・・・・・・・・（滂沱）」
会話の裏に隠された趙雲いじめ。孔明は故意。劉備はわかってません。
頑張れ、ヘタレ。いつか立派な狼になれるように・・・！！
ちなみにコレは１１月６日までフリー絵。