「呼んだか?」






オリジナル劉備。

人が振り向く瞬間が好きです。
素の顔になって振り向いてくれるので。
きっと劉備は、曹操とかに呼ばれたら顔を作って振り向くと思う。
でも、関羽とか張飛に呼ばれたら、きっと素の顔で振り向く。
そういうのが曹操は悔しくて、だから劉備に意地悪しちゃうんです(何)






「兄者〜!」
「ん? 張飛、何故ここにいる?」
「兄者がちっとも帰ってこねぇから、迎えに来た!」
「・・・そうか。曹操殿の酒の相手は長引くからな」
「・・・なぁ、兄者」
「何だ?」
「何で、服が変わってんだ?」
「!!!」
「昨日は確か、赤の」
「・・・。曹操殿より、頂いた」
「やっぱな! そんなだせぇの兄者に着せるなんて曹操くらいしかいねぇよ」
「・・・こら、ここはまだ曹操殿の私邸近くだぞ。聞かれたらどうする」
「構うもんか。こちとら毎日兄者を呼び出されて機嫌が悪ィんだ」
「ふふ。じゃあ、帰ろうか翼徳。雲長は家か?」
「いいや、そこの物陰に隠れてる」
「張飛!! あれほど黙っておれと・・・!!!(物陰から関羽登場)」
「あははは。心配かけたな、弟たち。さぁ、帰って昼寝でもするか」
「やり! 川の字な、川の字!!」
「ああ。私が真ん中で、ふたりが両隣だな」






こんな遣り取りの前。
曹操が勝手に劉備の服を捨てちゃってます。
仕方なしに劉備は曹操の用意した服を着ている、と。
何で曹操が劉備の服を捨てることができたかというと・・・ねぇ?(何)
脱いだからに他ならないわけで。何で脱いだかというと・・・ねぇ?(だから何)

オリジ劉備のお団子布は、桃園の桃の花を使って染めた布です。
これだけは、何があっても手放さないのです。
ちなみに同じ布を、関羽も張飛も持ってます。
ついでに言うと、三人の血も着色料で少し混じってます。
更に裏設定。劉備の髪型。あれを決めたのは、公孫賛。
劉備のしてる耳飾をあげたのも、公孫賛。





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