糜竺「あぁ殿、見てください、綺麗な色の紅ですよ」 劉備「………うん」 糜竺「ちょっと発色がどんな感じか……うん、結構いい感じですよ、殿。ほら見てみてください」 劉備「………なぁ、糜竺」 糜竺「はい?」 劉備「それは、お前の妹への土産、と考えていいんだよな?」 糜竺「え?」 劉備「お前ソレ私に付けるとか言うんなら、絶対に近寄らないぞ」 糜竺「えー…」 劉備「…『えー…』じゃない…」 糜竺「殿の見栄えをよくするのは、私の楽しみのひとつなんですけど」 劉備「…他に楽しみはないのか」 糜竺「華やかに着飾って見栄えをよくした殿を見ることです。あ、殿、ホラあちらにも良い色が」 劉備「………聞けよ人の話………」 糜竺「ご心配なさらずとも、殿は今のままでも充分華やかなのですけれども、こう、欲が」 劉備「いや、だから人の話を…」 |
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馬超「とんだ邪魔が入りました」 劉備「…馬超、落ち着け」 馬超「落ち着いておりますとも。では奴らの首を取ってまいりますので」 劉備「…いや、だから馬超、落ち着け…」 多分逢引かお楽しみ中か(…)だった馬超と劉備さんに、とんだ邪魔が入っちゃいました、な図。 とんだ邪魔、は、多分盗賊とか、そのへん。 簡雍とかにうっかり見られてたりしたら、 翌日「昨日はお楽しみでしたね(Byドラ○エ)」とか言われちゃうんだ。 |
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馬岱「殿、お出かけですか?」 劉備「うん、ちょっと脱走…じゃなくて、散歩にな」 馬岱「私もご一緒させて頂いても?」 劉備「…えーっと…」 馬岱「たまには、この岱にもお相手させてください」 何の相手、とかは言いませんけどね!(お前…) |
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劉備「変な髪形にはしないでくださいよ…」 公孫賛「お前、俺を誰だと思ってるんだ。天下の色男、公孫賛だぞ」 劉備「色男と髪型って、関係ないじゃないですか」 公孫賛「馬鹿、身なりは結構重要なんだぞ」 劉備「そんなこといわれても…」 公孫賛「いいから任せとけ。誰も考え付かない面白い髪型にしてやる」 劉備「え!ちょっ、面白いって何ですか!!」 公孫賛「そんで、そのあとは化粧だな」 劉備「だから賛兄!面白いって何ですか…って、化粧!?え!!?」 |
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関羽「兄者のもとへ行きたくば、この天の川を越えて行くがいい!」 劉封「えっ…この天の川を…!?(っていうか…『天』…?)」 劉備「雲長…いい加減に、人の息子を苛めるのはやめないか…?」 多分、渡り出した途端に髭が巻きつきます(恐) |
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孔明「お休み下さいませ。こうして、扇いでさしあげますから」 劉備「……ぐー…」 孔明「ですから、その寝顔は、亮だけにお見せくださいね」 同衾のはずが、寝てない水と、寝ちゃった魚。 ちょっとだけ現れた、独占欲。 |
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孔明を発見し、驚かせようと思っている劉備さん。 劉備「(そーっと近づいて、後ろから抱き付いてビックリさせてやる)」 孔明「(我が君…バレバレです…。そんなところも愛しいですが)」 でもきっと、孔明は驚いてくれる。孔明だから(何その理屈) 孔明の半分以上は、劉備さんへの想いで出来ています。 |
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現代パラレル。 馬超はお坊ちゃんだから、ピアノとか弾けるんだ、きっと。 |
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劉備「ひ、光った…!!(びくびく)」 張飛「おー、光ったなぁ。このへんに落ちるかな」 劉備「え、縁起でもないことを言うな…!」 張飛「相変わらずだなぁ、兄者」 劉備「いいから、早く来い!一緒に寝るぞ!!」 張飛「へへ、兄貴が荊州だから、今日は俺が兄者を独り占めだなっ」 劉備「早くっ!!」 張飛「へいへい」 |
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関平「義父上、無理です!」 関羽「無理なものか!今なら飛べる!!」 関平「せめて箒にしてください、義父上!」 関羽「使い慣れたものが一番だ!!」 関平「だからってソレですか、義父上!!」 関羽「さぁ兄者、関雲長が、今参りますぞ!!」 雷=兄者のピンチ!ということで、荊州から駆けつけたい関羽。 うっかり魔女宅を見たがために、もしかして自分も飛べるんじゃなかろうかと。 デッキブラシでも飛べるんだから、青龍偃月刀でも飛べるんじゃないかと。 そんなふうに思って、いざ実践。慌てる関平。 |