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<高校生の性>の今 資料04

  

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【資料04】

食い物にされる少女たち
【転載】 西日本新聞 020422

 家出中の少女らを売春させていた暴力団親交者が県警に逮捕された。
少女らが居場所と生活費を欲しがっていることに付け込み、事件に巻き
込んでいったとみられる。「援助交際」と呼ぶ軽い乗りで売春を始め、食
い物にされた少女たち。街には彼女たちの”予備軍”があふれていた。

家出で大きな代償
生活費欲しさに「援助交際」

 「家に置いてやるから援助交際して稼げ」。筑豊地区の17歳の少女2人に売春させたとして、県警少年課と飯塚署は3日、中間市中央、無職、安永哲博容疑者(23)と内縁の妻(26)を児童福祉法違反容疑で逮捕した。
 調べでは、少女の一人が「親としっくりいかない」と家出しコンビニで知り合った少女と共に、以前ナンパされた安永容疑者宅に身を寄せた。面倒を見てもらっている負い目から、安永容疑者に言われて売春を始めた。稼ぎは客一人あたり、1万〜2万円で両容疑者と折半した。味をしめた安永容疑者はパソコンで顧客名簿も作った。少女の一人を暴力団幹部に紹介したこともあった。2少女は脱走を試みたが連れ戻され「今度逃げたら殺す」と脅されたという。
 県警は安永容疑者がほかの女性にも売春させていた疑いがあるとみて追求している。捜査にあたった少年課員は「夜の街の怖さを知らず、平気で男たちに身をゆだねる少女は少なくない」と嘆く。
 流行の店が並び、未明まで若者のと通りが絶えない福岡市の天神西通りを歩いた。友人と来た粕屋町の女子高校生(16)は「5人の友達が家出中。エンコー(援助交際)してる子もいるよ」と、事も無げに言った。中には付き合った相手が暴力団関係者で、売春に追い込まれた友人もいるという。小遣いは「夜、この辺りに立っていれば、おじさんが『ご飯食べよう』とか声を掛けてくるから困らない。ブルセラショップで下着を売っている子もいるよ」と笑った。
 深夜だったが、10代とみられる少女はあちらこちらで見られた。那珂川町のフリーターの少女(17)は「友達のうち3人くらいがバイト代わりにエンコー妊娠した子が『だれの子かわからない』って悩んでた」と話した。彼女たちに共通しているのは「私たちは大丈夫」という根拠のない自信と、夜遊びをとがめない親の無関心だ。
 警察庁によると家出少年の保護数は91年に4万280人を数えたが、ここ数年は2万5000人前後で推移している。しかし、少年課によると、家出が減ったわけではなく「携帯電話で子どもと連絡が取れるため、数日程度の家出は親が届けなくなった面が大きい」という。福岡県で犯罪被害に遭った少年少女は昨年598人。前年より119人も増え、その大半が家出中だった。
してる。
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