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<高校生の性>の今 資料05 |
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【資料04】 | ||||
本当に好きなのに |
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【転載】 西日本新聞 020426 『比呂美の万事OK』 | ||||
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若い人っていうのは、あれですね、自爆のようなセックスをしますね。というか、セックスを道具にして、自分を把握しようとしてるんだな。でも、セックスは「モロ刃の剣」、うまく使えばいいんだけれども、へたするとこっちまでずたずたになっちゃうぞ。 相手に本気になってもらえないかもしれないとあなたは悩んでいます。それなら恋愛のコツ、そのいち。 「直球、ど真ん中、投げました」です。 まず、自分を軽んじる必要は絶対にない。相手かまわずセックスをやりまくっていたのはやっぱバカだったけど、人間誰しも、そういうごちゃごちゃな、悩みの多い、セックスを武器にしなきゃやってらんないような時期ってあるじゃない? 一生懸命、傷つきながら、そういう時期を生き抜いてきたんだ。今はもうやってないんだから、それでいいんだ。 それに、彼も、出会い系を利用してセックスしてるんです。おたがいさまでしょうが。彼も、まともに人との関わりを持てない人だったんでしょうよ。 もっと連絡をこまめにします。好きだから、会いたい。それでいいんです。 自分を大切にして、自分を大切にするように彼も大切にして(ここが、恋愛の奥義です。なかなかできませんが、できたらすごいぞ)、まじめにつきあいます。セックスもいっぱいします。そのセックスは武器でも手段でもない。好きだからするっていう、あたりまえの行為ですよ。 それからのことは、もう、過去のことは関係ない。ただの男と女であります。縁があれば結ばれるし、縁がなきゃだめなんです。グッドラックじゃ。 |
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(伊藤比呂美・詩人、絵も) | ||||
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