【か行】


■カルチャー・クラブ Culture Club
1981年に結成されたイギリスの4人組。
1982年の「君は完璧さ」がヒット、1983年のセカンド『カラーバイ・ナンバーズ』に収録された「カーマ・カメレオン」が英米のチャートでbPヒットになった。
女装ファッションのボーカル、ボーイ・ジョージを中心に、軽いポップ・サウンドで人気を得た。
1986年にボーイ・ジョージが麻薬不法所持で逮捕されグループは活動休止状態になった。
1987年以後、ジョージはソロ活動をしている。




■ガンズ&ローゼス Guns N' Roses
1985年、ロードで歌っていたアクセル・ローズ、イジー・ストラドリン、スラッシュ、ダフ・マッケンガイ、スティーブン・アドラーの5人で結成されたハードロックバンド。
1987年にゲフィンから『アペタイト・フォー・ディストラクション』でデビューし、全米チャートbPを獲得する。
1988年に『GNRライズ』を出すが、1990年にドラムのスティーブン・アドラーが脱退し、元カルトのマット・ソーラムが加入。さらにキーボードのディジー・リードが加わった。
1991年には多彩な音楽性を披露してみせた『ユーズ・ユア・イリュージョンT』『同U』を2枚同時にリリースして話題を呼ぶ。
1993年にカバー集『ザ・スパゲティ・インシデント?』を発表した。
その後ボーカルのアクセルローズの暴力事件や観客の暴動、暴露本の発行などでなにかと世間を騒がせた。
イジー・ストラドリンは音楽の方向性の違いから1992年に脱退、イジー・ストラドリン&ザ・ジュ・ジュ・ハウンズを結成してブルージーな曲づくりに方向転換していった。
リーダーのアクセルローズの強烈すぎる個性でチームは分裂状態になり、最終的にギターのスラッシュまでもが脱退、バンドは解散になる。
その後2000に入りガンズ以外のメンバーを一新、新しいガンズ&ローゼスを結成している。




■キッス Kiss
1972年にニューヨークで結成された4人組のハードロックバンド。
1974年にアルバム・デビュー、1975年のライブ盤『地獄の狂獣』で人気を決定づけ、奇怪なコスチュームとカルトっぽいメイクをし、口から火を吹くなどの奇抜な演出が話題を呼んだ。
1983年以降はメンバー・チェンジを繰り返しながらメイクをせずにステージをこなしていたが、2000年頃から再びメイクも取り入れている。




■ギター・スリム Guiter Slim
1926年ミシシッピ生まれ。本名エディ・ジョーンズ。活躍した場所からニューオリンズのギタリストとして知られる。
デルタ感覚というよりティーボーンやゲイトマウス・ブラウンから触発を受けたギター・スタイルにゴスペルのねちっこい唱法、さらにニューオリンズ風味の曲やサウンドが一体になって彼の個性ができあがった。
1951年にデビューしているが、1954年にスペシャルティから出した「ザ・シングス・ザット・アイ・ユースト・トゥ・ドゥ」はあまりに有名。そのときにピアノを弾いていたレイ・チャールズにも多大な示唆を与えたと言われる。
酒に溺れ、59年に若くして亡くなった。




■キンクス The Kinks
レイとディブのディビス兄弟によって1962年にロンドンで結成され、1964年に「ロング・トール・サリー」でパイ・レコードからデビュー。3枚目のレコード「ユー・リアリ・ガット・ミー」で独特の"キンキー(ねじれた)・サウンド"で脚光を浴びる。この曲はロックの古典となり、以後多くのバンドに取り上げられた。
1968年にはコンセプチュアル・アルバム『ヴィレッジ・グリーン・プリザベイション・ソサエティ』を発表、この路線で1969年の『アーサー…』、1970年の『ローラ対パワーマン…』などの傑作を発表する。
1971年よりRCAから6枚、1977年からアリスタで7枚、1986年からロンドンで3枚のアルバムを作り、ソニーに移籍して1993年に『フォビア』を発表した。
ユーモアとウィットに飛んだイギリス人らしいレイの詩の世界とサウンドは高い評価を得た。




■キング・カーティス King Curtis
1934年テキサス生まれ。いわゆるホンカーの流れを汲みながらもR&B/ソウルと密着し、ニューヨークで活躍したサックス奏者で、本名はカーティス・アウズリー。
その濃厚なプレイと主にアトランティックのソウル・アーティストを育ててバックをつけたこと、有能なバンド・メンバーを育成したことでも高く評価されている。
レコーディング・デビューは1953年だが、1962年の「ソウル・トゥイスト」でようやく芽が出た。
1971年のフィルモア・ウェストでのカーティスとアレサ・フランクリンのライブ盤が特に有名だが、このときのメンバーがギターのコーネル・デュプリー、ドラムのバーナード・パーディなど。
1971年8月に刺殺される。




■キング・クリムゾン King Crimson
1969年にギタリストのロバート・フリップを中心に結成されたロックバンド。
1969年10月にデビュー・アルバム『クリムゾン・キングの宮殿』を発表、衝撃的な内容で高い評価を得る。
以後、アルバムごとにメンバーチェンジを行い、1972年の『アイランド』、1973年の『太陽と戦慄』、1974年の『レッド』など、次々と問題作を発表する。
出入りの激しいメンバーの中には、EL&Pのグレッグ・メイク、イエスのビル・ブラッドフォード、フォリナーのイアン・マクドナルドなどもいた。
ロバート・フリップは1974年に解散を表明し、第1期キング・クリムゾンは幕を閉じた。
1981年に再びフリップが中心になってエイドリアン・ブリューやトニー・レビンを加えた第2期キング・クリムゾンがスタートするが、3枚のアルバムを出したあと1984年に解散した。




■クィーン Queen
ボーカルのフレディ・マーキュリー、ギターのブライアン・メイらによって1971年に結成されたイギリスの4人組。
1973年のデビューアルバム『戦慄の女王』はイギリスよりも日本で評価が高かった。
1974年の「キラー・クィーン」、1975年の「ボヘミアン・ラプソディ」とアルバム『オペラ座の夜』のヒットによってビッグ・グループになる。
複雑な音の組合せ、ドラマティックな展開を見せるライブが大きな魅力で、以後も1978年の『ジャズ』、1980年の『ザ・ゲーム』、1984年の『ザ・ワークス』などヒット・アルバムを連発する。
1991年になってフレディ・マーキュリーがホモで今エイズにかかっていると公表、世界中に衝撃をあたえた。11月にフレディはエイズで死亡、クィーンはそのまま活動を停止した。




■CCR(クリーデンス・クリアウォーターズ・リバイバル)
   Creedence Clearwater Rivival
トムとジョンのフォガティ兄弟を中心に結成された4人組。
1969年のセカンド・アルバム『バイヨー・カントリー』から「プラウド・メアリー」が大ヒット、同年の『グリーン・リバー』と『ウィリー・アンド・プアボーイズ』も大好評だった。
サンフランシスコ出身だが、そのシンプルな演奏には南部のフィーリングが漂い、R&B/ソウル的なナンバーを得意とした。
1971年にはトムが脱退、グループは1972年に解散する。
その後、1984年にはジョンのソロ・アルバム『センターフィールド』が大ヒットした。
トムは1991年に他界。




■クリーム Cream
エリック・クラプトン(ギター/ボーカル)、ジャック・ブルース(ベース/ボーカル)、ジンジャー・ベイカー(ドラムス)の3人が1966年に結成したブリティッシュ・ロックを代表するバンド。
同年発表された『フレッシュ・クリーム』にはブルース色が強く出ていたが、1967年の『カラフル・クリーム』に収録の「サンシャイン・オブ・ユア・ラブ」がヒット、1968年の2枚組アルバム『サンシャイン・オブ・ユア・ラブ』で独自の大音量の世界を確立した。
1968年11月のコンサートを最後に解散、3人はさまざまなグループに関わったり、ソロで現在も活動している。




■クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング Crosby,Stils,Nash&Young
元バーズのデビッド・クロスビー、元バッファロー・スプリングフィールドのスティーブン・スティルス、元ホリーズのグレアム・ナッシュが1968年にCS&Nを結成しファーストアルバムを発表した。翌年、元バッファロー・スプリングフィールドのニール・ヤングが加入してCSN&Yとなり、1970年の『デジャ・ヴ』で高い評価を得た。
フォークとロックの融合した美しいボーカル・ハーモニーを聴かせたが、ライブ盤『4ウェイ・ストリート』が発売された71年頃解散。以後、4人はデュオ(クロスビー&ナッシュ)やグループ(マナサスやスティルス=ヤングバンド)、ソロなどで活動を続ける。
1974年にツアーのため再結成。1977年もCS&Nが再結成され、3枚のアルバムを残し、1985年にはCSN&Yとしてライブ・エイドにも出演、1988年にはアルバム『アメリカン・ドリーム』も出した。
1990年と1994年にもCS&Nでアルバムを残している。







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